FXの始め方を初心者にわかりやすく解説するFX入門サイト

*

FXは主婦におすすめ

FXの確定申告 主婦なら気になる疑問について


FXトレードで得た収入は何になるんだろう?税金はかかるの?家計を預かる主婦目線で考えると、税金や確定申告の必要性って気になるところですよね。

会社員や主婦の場合、確定申告なんてしたことないという方や、自分には関係ないと思ってる方が多いと思いますが、FXトレードで一定の利益が出ている場合、確定申告が必要となるケースがあります。

ここでは、FXにおける確定申告や税金について、詳しくお話していきましょう。



FXには確定申告が必要?

株の場合、一年間の利益および損失の計算と確定申告までを自分で行う『一般口座』と、源泉徴収ありを選ぶことで利益に対し一律20.315%が源泉徴収される『特定口座』があり、源泉徴収ありの特定口座を利用していれば、確定申告の必要はありません。

しかし、FXにおいては、この特定口座の設定がないため、一定以上の利益を出している場合には、会社員や主婦など問わず、確定申告が必要です。

また、負けていて利益が出ていない場合も、確定申告で損失額を申し出ておくと、来年以降、利益が出た際に、繰越控除を受けることができます。

節税が見込めるので、FXで負けている年もきちんと確定申告しておきましょう。

申告の分類とFXの税率

単に所得税といっても、給与所得や一時所得のように全10種類の税に分類されており、その種類別にそれぞれ課税方法が異なっています。

所得税の徴税方法は、所得の種類に関係なく、すべて合算して課税される『総合課税』と、他の所得とは分離して、個々に課税される『分離課税』の大きく2種類です。

FXの利益は、全10種類の所得税のうち、『雑所得』に分類されており、課税方法は『分離課税』となります。

分離課税には、一定の税率の所得税を自動で徴収する『源泉分離課税』と、自分で確定申告を行う『申告分離課税』の2つの方法がありますが、FXには、申告分離課税のみが適用されるため、自動で徴税されるシステムはありません。

申告分離課税の税率は、株や投資信託と同じ一律20%(住民税5%・所得税15%)です。

得た利益の20%となると、とても大きな税率ですよね。せっかく100万円の利益を得ても、20万円の税金を払わなければならないわけです。

確定申告しなくても、バレなければいいんじゃない?と思う方もいるでしょうが、マイナンバー制が導入された今、情報は筒抜けになり、脱税するのは非常に困難でしょう。

ある程度の利益が出るようになったら、確定申告のことを頭にいれておき、税金の支払い分の利益は、最初からないものと考えておくと気持ちが楽ですよ。

FXの利益ってどうやって把握するの?

(年間取引報告書における一年間の損益の金額)-(経費)= FXの所得金額

自分の一年間のFX収支は、FX業者や証券会社が発行してくれる、年間取引報告書(年間損益報告書)にすべて記載されています。

つまり、自分で随時損益を記録しておかなくても、業者が教えてくれるわけです。自分で管理しなくても良いなら、確定申告のハードルもぐんと下がりますよね。

FXにおいて、税金を払う対象となる利益(所得)は、決済を行って確定した為替損益、および、発生したスワップ金利です。ポジションを持ち、決済を行っていない含み益や含み損は、課税の対象になりません。

FXにおける経費には、有料のセミナー講習料や関連書籍、パソコン等の他、厳密な経費範囲の規定がないため、どこまで経費で通るかわかりにくい部分があります。

経費か悩む項目があるならば、事前に間かるの税務署へ問い合わせておくと良いでしょう。

いくらから確定申告が必要?

さて、では、いくらからどんな人が確定申告の対象になるのでしょうか。

・自由業および自営業で、FXを含む所得が38万円を超えた場合
・年金受給者(年金収入400万円以下)で年金以外のFXを含む所得が20万を超えた場合
・学生、主婦でFXを含む所得が38万円を超えた場合
・会社員(給与所得2000万円以下)で給与所得以外のFXを含む所得が20万円を超えた場合
 (年収2000万円を超える会社員は、FXの利益に関わらず、確定申告が必要)

大きくわけて、このようになっています。

自営業の方は、基本的に確定申告をしているでしょうから心配ないとしても、それ以外の主婦や会社員は、くれぐれも申告漏れがないように注意しましょう。

負けている時でも繰越控除を受けられる

FXでは、損失が出ている場合にも使える『繰越控除・損益通算』という制度があります。

以前は、FXを利用している窓口によって、この制度が利用できない場合もありましたが、2014年に店頭FX販売とFX取引所の税制が一本化されたことにより、ほぼすべてのFX取引きにおいて、これらの制度が利用可能となりました。

そのため、この二つの制度を知らない現役FXトレーダーも多いようです。

負けた時に確定申告をするのは、精神的につらいかもしれませんが、後々勝てるようになった時に、その恩恵を受けられるので、ぜひ覚えておきましょう。

繰越控除

まず、『繰越控除』は、三年間損失を繰り越し、翌年以降の利益と相殺できる制度です。

例えば、2016年にFXトレードで発生した100万円の損失を確定申告しておき、2017年~2019年の三年間に100万円以上の利益が発生した場合、繰越控除によって100万円が相殺されるため、100万円分の所得税の節税となります。

ただし、三年間繰り越し控除を引き続き受けるためには、毎年かかさず確定申告をする必要があるので、申告忘れには十分注意しましょう。

損益通算

『損益通算』は、違う金融商品の間でも損失および利益を通算できる制度です。

損益通算できるものには、くりっく365、店頭FX、商品先物取引き、日経225先物取引き、バイナリーオプションおよびCFD、TOPIX先物取引きなどがあります。株式投資や投資信託とは、残念ながら損益通算できません。

損益通算を利用すれば、FXの損失50万円を他取引きの利益50万円と相殺するといった、節税対策ができるので、該当業者と取引きをしている方はぜひ利用すると良いでしょう。

ちなみに、最近よく話題になっている『NISA(小額投資非課税制度)』は、運用利益および配当金を非課税にするという制度なのですが、FXは対象外です。

株式投資や投資信託が対象となっているため、FXもできると勘違いされやすいですが、現状、FXではこのサービス利用できないんですよね。

FXにも、NISAみないな税優遇があればもっと市場が活性化するのにね、と思う私でした。

 - FXは主婦におすすめ